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    五島伝統のこだわり

    「ふるさとの味」を大切に

     厳選した小麦粉と島内産天然塩(海水からの自然塩)、島内産椿油100%を使い、2日間かけてじっくりとつくる。きめ細かな麺肌からは滑らかな口当たりとシコシコした食感があり、一味も二味も違った美味しさです。

     また、長崎県五島列島周辺などで漁獲される、新鮮な飛魚(あご)を、とれたてのまま炭火で焼いて天日に干し、数日乾燥させた「焼きあご」。これは五島うどんに欠かせないダシとして、古くから親しまれています。

    日本の三大うどん「五島うどん」

     九州、長崎県の西に浮かぶ五島列島。讃岐うどん・稲庭うどんと並び、「五島うどん」は日本の三大うどんのひとつと呼ばれ、五島の風土に育まれ歴史と伝統に培われました。五島うどんのルーツを辿っていくと、遣唐使の時代に五島列島に伝わったと言われています。五島は中国をルーツとする麺伝来の路であり、日本の麺ロードの拠点なのです。

    伝統手延べ製法でカタチにします

     五島うどんは、棒状の生地を二本の箸にかけて引き延ばしては束ねる作業を繰り返して紐状の細い麺にしていき、しっかりと熟成を重ねたあとに乾燥をさせます。一番の特徴は、麺線の「細さ」と細さに負けない強い「コシ」。そして「のどごしの良さ」にあります。
     麺の太さは直径2mmほどであり、一般的なうどんよりはそうめんに近い細丸形。 うどんの断面も、讃岐うどんや稲庭うどんなどの「角ばった四角形」と違って、五島うどんは「ほぼ円形」の断面をしています。

    良質な椿油がおいしさのヒミツ

     五島うどんは基本的には手作業で製麺します。手延べ製法の際に、粉ではなく椿の種からとれる植物油を使用します。五島列島は椿の自生地としても有名で古くから親しみのある素材のひとつでもあります。この椿油を麺に塗ることで麺が延びにくくなり、なおかつコシが強い麺ができ上がっていくのです。

    変わらぬ製法で一つひとつに想いを込めて

     中本製麺では、ご満足いただけるための努力を惜しまず、皆さんの「美味しい」という言葉を頂けるような製麺を行います。手で感じ、目で吟味し、確かな商品をお届けする。それが私たち中本製麺の在るべき姿だと考え日々商品を製造しております。